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CUの適用に時間が掛かる場合の対処法[オンプレ]

2017/05/07

SharePointのCUはSPの様に毎回当てることは必須ではありませんが、必要に応じて適用します。この際、CUの適用に長時間かかる場合の対処方法を記載しています。

 CUは、バグフィックスや動作の安定性を目的として適用しますが、逆にCUを当てたことにより不安定になる場合もたまにあります。そのため、CUを適用した後の安定度の情報を収集して任意のタイミングで適用します。

 また、システム開発にあたっては、導入先のお客様の環境と極力合わせた方が良いために、お客様にて適用されたものと同一のCUを適用する必要があります。

 

 このように、CUを適用する状況はそこそこ発生するのですが、SharePoint 2013 からCUの適用に非常に長時間を要する場合が多々あります。プログレスバーの進行が遅々として進まず、何時間経っても終わらなかったりします。

 これは、SharePoint 2013 の検索サービスが影響しています。CUを適用している最中にクロールが走ってしまい、マシンへの負荷が高くなってしまい、CU適用の実行が遅くなってしまったのが原因です。

 

 開発現場としては、CUの適用に長時間掛かるのをゆっくり待っている訳には行きません。そこで対処としては、この検索サービスをCU適用の実行中は止めてしまえば、短時間で終了します。このCU適用時に、検索サービスを止める方法は、Microsoft社様のMSDN等に情報が載っており、PowerShellのコマンドを実行する事で可能です。

 

 しかし、実行するコマンドが多く、構築の担当者でない開発担当者がそれを理解して実行するのはなかなか難しいです。

ところが、嬉しいことに、同じMicrosoft社様からこの一連のコマンドを実行するPowerShellスクリプトが掲載されていましたので、メッセージ等を日本語にし若干修正して転載させて頂きました。

Microsoft社様には、謹んでお礼申し上げます。

 ただし、このスクリプトは実運用しているクリティカルなサーバーでの実行はお止めください。クリティカルなサーバーではMSDNに記載の手順によりコマンドを一つづつ入力し、結果を確認しながら進めることをお薦めします。

 

 

 

これを、メモ帳等にコピーして、拡張子.ps1のスクリプトファイルとします。

または、

こちら

からダウンロードしてください。

 

 

 

①実行方法

 

 このスクリプトを使用して、CUを適用するには以下の様にします。

 

(1) CUのexeファイル、cabファイルを配置した同一フォルダに、このスクリプトファイルを置きます。

 

(2) 「SharePoint 2013 管理シェル」を管理者モードで開き、上記のファイルを配置したフォルダに移動します。

 

(3) 「.\<スクリプト名>.ps1」スクリプトを実行します。

「1」か「2」のキーを入力するように求められます。Search Service Applicationを構成している場合は「1」を入力します。通常は、「1」を入力します。

 

(4) スクリプトが、CUの適用に際し停止すべき全サービスを停止します。

 

(5) サービスの停止が完了すると、実際にCUの適用を開始します。

 

(6) CUの適用が終了したら、停止した全サービスとSearch Service Applicationを再開します。

 

(7) 上記でスクリプトの実行は完了です。

この時点で、サーバーが再起動できる場合は、再起動した方が確実です。

稼働状況により再起動できない場合は、そのままでも構いません。

 

 

 

②IISの確認

 

(1) スクリプトがIISの「World Wide Web Publishing Service」の起動に失敗してしまった場合は、手動でサービスを再開します。

 

(2) まれにスクリプトの実行により、IISが停止してしまう場合があるので、「インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャー」にて確認し、停止している場合は開始します。

 

(3) また、スクリプトの実行により、Webアプリケーションプールが停止する場合があるので、これも「インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャー」にて確認し、停止している場合は開始します。

ただし、「DefaultAppPool 」は開始しません。

 

 

(4) サイトが停止している場合は、これも開始します。

この場合も、「Default Web Site」は開始しません。

 

 

 

 

③SharePoint 製品構成ウィザードの実行

 

(1) 通常、ほとんどのCUは、適用後には「SharePoint 製品構成ウィザード」を実行する事が要求されます。CUのKBにて実行が必要とのことであれば、これを実行します。

管理者モードで実行します。

 

 

(2)「SharePoint 製品構成ウィザード」の実行が完了したら、「SharePoint 2013 サーバーの全体管理」 を開き、[システム設定]の[サーバー]-[このファームのサーバーの管理]リンクをクリックし、「ファーム サーバー」画面を開きます。

「構成データベースのバージョン」が、CUのKBに記載してあるバージョン番号と一致していれば、CUの適用は成功しています。

 

 

 

 

以上となります。

 

 

 

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